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2010年10月19日 (火)

草食系童貞ロック男子映画「(500)日のサマー」

今年見た映画で現時点のベストはこれ。
先週、リバイバル上映で近所のシネコンでやってたのを発見し、また行ってしまった(恥)。
映画の中で楽器を演奏するわけでもないし、音楽がテーマでもないんだけど、ロック映画ということにします。
ネタバレ全開です。

◆500日とは
主人公は冴えない童貞野郎のトム(日本版を作るとしたら、若い頃の内村光良が適役)。
500日というのは、トムが美少女サマーに心を奪われていた時間のこと。
映画にはこの500日以外のことは映りません。
「出会って→恋が始まって→無敵の日々→だんだんズレてきて→ボロボロになって→次のステップに」でちょうど500日。
これが時系列ではなく、テロップでたとえば「90日」と出るとラブラブな様子が、「300日」だとボロボロになったトムが、ランダムに現れるのです、原因と結果を暗示しながら。
脚本がとにかく素晴らしい。

◆物語の端々に現れる楽曲
トムが初めてサマーと言葉を交わすのがエレベーターの中(すでに一目惚れしている)。
iPodでスミスを聴いてると、ヘッドホンから漏れる音で「それスミスでしょ?」と話しかけられる。
IMdbによると、場面設定は2007年ごろのロスアンゼルスらしいのだが、自分が生まれた頃のブリティッシュロックを熱心に聴いてる奴なんて、かなりマニアックなのでは?
そりゃ夢中になっちゃうよねえ。

2度目のきっかけが、職場全員で行くカラオケ・・・外人にくせにカラオケって。
ここでサマーが歌うのが「シュガータウン」。典型的なキャンディポップの「♪シュシュッシューシューシュガータウン」てやつ。
でもって席に戻ってきて「本当は『明日なき暴走』を歌いたかった」と一言。
ちなみに飼っている犬の名前はブルース。
いいじゃん。

なぜかビートルズのフェイバリット曲が「オクトパスガーデン」というのも笑えるサマー。

初めて共に一夜を過ごした翌日のトムの頭の中で鳴ってるのはホール&オーツ。どんだけ80年代が好きなんだ。

サマーとうまく行かず、トムが泥酔してカラオケで歌うのが、クラッシュの「トレイン・イン・ヴェイン」。選曲が良すぎるよトム君。

歯車がズレてきて「私たちシド&ナンシーみたい」「オレはシドじゃない」「そう、あなたはナンシーよ」

爆笑したのが「人が大勢いる公園で、どっちがでかい声で『チンコ』と言い続けられるかチキンレース」。もしかしたらこの場面が一番ロックかも(笑)。

◆サマー役のズーイー・デシャネルが歌うシュガータウン
ファンが作成したと覚しきビデオを発見。
この音源ってサントラに入ってるんだろうか?

◆主役2人の「シド&ナンシー」?
amaoznのビデオ紹介でちらっと現れる「シド&ナンシー」のパロディみたいなのはいったい何?「ブルーレイ特典」とあるけど、それだけのためにブルーレイってのもなぁ・・・。

(500)日のサマー(2009年アメリカ)
原題:(500) Days of Summer
監督:マーク・ウェブ
採点:★★★★★(5点満点中5点)
ひとこと:今週いっぱい(~10/22)、ユナイテッドシネマ豊洲でリバイバル上映してます。

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