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2007年4月30日 (月)

腕立て50回やったらこの女とヤラせてやるよ「ブライアン・ジョーンズ-ストーンズから消えた男」

Diary070430DVDで「ブライアン・ジョーンズ-ストーンズから消えた男」を観ました。
タイトルに引用したのは、屋敷の改装を請け負った建築業者にブライアンが言い放つセリフです。
映画の中で凄まじくイヤな奴に描かれてます。
相対的にアニタ・パレンバーグは聡明で勤勉っぽく見える(笑)。

それはさておき私にはとても意外だったのですが、こんなイヤなブライアンが映画の中でことあるごとに「作曲する」「作曲したい」「作曲しなきゃ」と言うのです。
ブライアンのソロって「ジャジューカ」だけのはず。
聴いたことない私が言うのも何ですが、モロッコ音楽を録音しただけのもののはず。

でも、そう言いつつ私には映画の中のブライアンの気持ちがよくわかります。
以下はセリフとしては出てきませんが、私なりにブライアンの心情を代弁してみたものです。

ブルースをイチから手ほどきしてやったミックとキースの小僧にクビにされてしまった(呆然)
まぁいいや、このオレ様がいつか本気になれば、お前らの書いてるチンケなポップスが吹っ飛ぶようなすげえ曲ができるはずだ、楽しみにしてろよ(←余裕アリ)

みたいな感じです。
ところが残せたのは「ジャジューカ」だけ。
「いつか本気になる機会」は永遠に訪れなかったワケですね。

ここで大変僭越ながら我が身を振り返ると、現在の自分が似ている立場であることに気づかされます。
特に名を伏せますが、曲づくりから録音まで手ほどきしてやった小僧(←実際にはオヤジ)が悪魔に取り憑かれたかのごとく曲を作り続けているのです、クオリティはさておき。
でもって彼の曲に対して上から目線で余裕で手伝ったりアドバイスなんかしてるわけです。
今オレは何もしてないけど、いつか本気になれば凄いやつ作ってやるぜ、いや作れるはずだ、なんて思ってます。
が、現在何もやってなければ、この先も何もやらないままということがこの映画でよっくわかりました。

#でも「わかる」=「できる」でないところが凡人の悲しいところ。この映画がきっかけで曲づくりが再開できた、なんてことになったらカッコいいんだけどね~

ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男(2005年イギリス)
原題:Stoned
監督:スティーヴン・ウーリー
採点:★★☆☆☆(5点満点中2点)
ひとこと:キースが美少年だったような記憶アリ。

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