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2016.07.29

シン・ゴジラ初日、全力でネタバレしつつ雑感




シン・ゴジラ初日みてきました。
怪獣映画もエヴァも大好きな私は心の底から満足。
以下、全力でネタバレしつつ雑感です。
予備知識をまったく仕入れず1回鑑賞しただけなので間違いも多々あるはず。その点お目こぼし願います。

Img_visual_jp1

◆前半は「サキエル対既存兵器」
東京湾から巨大生物が出現。
駆除するか?捕獲するか?追い払うか?で政府の対応が問われます。
攻撃しようとした直後、1度は取り逃がしてしまいます。

いきなり余談ですが、この映画では「怪獣」という語句は劇中で1回も使われなかったように思います。
そんな概念のない世界という設定なのでしょう。
確かリメイクガメラも「カメという生物がいない世界」だったはず。
このへんは樋口真嗣センスなのかも知れません。
余談終わり。

やがて巨大化して再び現れた巨大生物に自衛隊が総攻撃。
予告編でも紹介されている多摩川のシーンです。
しかしまっっっっっったく歯がたちません。
この様子がエヴァンゲリオン第1話「使徒襲来」対サキエル戦そのまんまなのです。
くやしがって鉛筆を折る描写はなかったけれど。

エヴァ第1話の前半を徹底的にリアルにしたのが今回のゴジラ映画です。
庵野秀明の原点なのかも知れません。
見ていてドキドキワクワク(←昭和)が止まりませんでした。


◆N2地雷=核攻撃
エヴァ第1話では飛び道具を使った使徒に対してN2地雷攻撃を試みます。
ドラマ内で明言はされていませんが、これは核兵器のことでしょう。

ゴジラも米軍の兵器に対してとんでもない飛び道具---ぶっちゃけると「巨神兵東京に現る」まんまのビーム---を発射します。
脅威に感じた米国は核攻撃を検討します、東京のド真ん中で!

被爆国としてそれだけは阻止せねば、ということで主人公たちが考えたのがゴジラ中和凍結作戦。
そう、84ゴジラのカドミウム弾です。
ちなみにスーパーXは出てきません(安心)。
あの映画は大嫌いなのに、本当にどうでもいいことに限って覚えているものです。


◆後半は「ラミエル対新兵器」
作戦の名称は「ヤシオリ作戦」。
全員が心の中で「ヤシマ」じゃねえのかよ!とツッコミ。
オレてっきりあの折り紙が「ヤシオリ」なのかと思ってたら、ヤマタノオロチを退治した酒のことなのね・・・またひとつ余計なことを覚えてしまった。

古今東西、怪獣に何かを飲ませて退治する話はミサイル的なものが主流だと思います。
元祖中の元祖リドサウルスにはじまり、ペギラ、前述の84ゴジラ、中にはパラシュートを飲み込ませるバランなんてのもありました(古今東西といいながら古いのばっか 汗)。
スタッフの頭にはやりつくされた感があったのでしょう。
議論が延々とくり返されたにちがいありません。
最終的に決まった絵柄はなんと消防車!ポンプ車!(←爆笑)
寝転んでおとなしく紙パックのジュースを飲んでるようなゴジラの姿がとてもラブリー。

この辺で制作陣の「後半はエンタメだよ~ん」という声が聞こえました、私の頭の中では。
その最たるものが在来線爆弾!(←爆笑)
過去さんざん怪獣に壊されまくった山手線がゴジラを倒す日が来るなんて!
私は喜んで見てましたが、バカバカしいという声も多いような気がします。
「なんでゴジラわざわざ起こすの?おとなしいときに薬飲ませちゃえばいいじゃん?」とかね。それじゃクライマックスが盛り上がらないじゃん!


◆伊福部サウンド満載!ついでにエヴァBGMも
サウンドにもとても満足でした。
ゴジラ出現時はもちろん、クライマックスで伊福部サウンドが高らかに鳴り響きます。
ヤシオリ作戦のバックには伊福部怪獣マーチを何曲もつなげたメドレーが流れました。なんてゴージャスな。
さらに、作戦本部のBGMにエヴァBGMのアレンジバージョンが流れたときは思わず笑みが。


◆小ネタ
在京のテレビ局が全部ゴジラの特番をやってるのに、1局だけアニメやってるのにも笑いました。
しかもあれはたぶん「オチビサン」by 安野モヨコ(笑)。


◆役者について
登場人物が多く、特定の誰かに感情移入するような作りではなかったのもよかった。
「おのれゴジラ、お前をいつか倒してやる!」的な、ね。
でもってそいつがスーパーマン的に活躍すると鼻白んでしまいます。
暑苦しいのは苦手。

そうそう、石原さとみは「樋口監督作では変な役をやらなくてはいけない」という契約でも結んでいるのだろうか?
進撃の巨人に続いて今回もアニメチックで不思議な演技だなぁ、と思ってましたが・・・。

途中で気づきました。
この映画に若い女性の主要キャストは2人だけ。
1人は自信満々(過剰?)のアメリカ大使で米クォーターの石原さとみ。ロングヘアー。
もう1人は無愛想な研究者の市川実日子。ショートボブ。
これアスカとレイだよね?庵野監督的文脈で考えると。

ヤシオリ作戦が成功したときに市川実日子がちょっとだけ微笑んだのもサービスのひとつでしょう。
だったら2人でエレベーターに乗ってケンカしてくれればもっとわかりやすかったのに!


ダメだぜんぜん書き足りない。
ラストの尻尾に生えた(?)ミニラのカットや数々の実相寺アングル、國村隼が巨大化しなかったことなどなどはまた後日。


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コメント

ラストカットのしっぽの先っぽ。巨神兵みたいな奴らがいっぱい絡み合ってましたよね。ミニラは気がつかなかったな。よし!もう一度だ!

投稿: ウナギイヌ | 2016.07.30 18:08

返信はFBで!(笑)
クリック

投稿: ghid | 2016.07.30 19:25

第2形態の、第2期ウルトラ怪獣の造形を彷彿させる表情のない目ん玉。白眼が大きい見開いた、一見間抜けな、でも、現実にいたら、絶対ヤバそうな、いっちゃてる目つきで、暴走するシーンがツボでした
あんな目ん玉の使徒もいましたよね

あと、電車爆弾2連発

庵野テイストっていうか、ほぼエヴァと巨神兵の世界観満載は自分的には大満足でした

投稿: ししえ | 2016.07.31 04:06

凍結されたゴジラは、次作では、セントラルドグマに幽閉されていると思いますw

石原さとみとショートボブは、僕には
ミサトとリッちゃんな感じを受けました

監督の対象的な女性キャラ演出のパターンなんでしょうね〜

投稿: ししえ | 2016.07.31 04:24

オレは八岐大蛇の逆襲とガヴァドンを連想してたんだけど、確かにシャムシェルにも似てるね。そうか、最初の三体の使徒に次々と変態したということか。さすがエヴァ部長。

投稿: ghid | 2016.07.31 09:44

女性2人については、アスカとレイってよりは、アスカ+ミサトと、レイ+リツコじゃないかなと思いました。

投稿: | 2016.08.01 01:38

通りすがりさん<

微妙な話題にコメントありがとうございます。
ミサトさん的成分はキャストよりもナレーションがいいなあ、と個人的には思ってました。

投稿: ghid | 2016.08.03 08:50

人間の方のシーンについてはいっぱい語りたいことがあるのですが、語れる場所が無くて悶々としておりますw

よくぞここまで調べあげたもんですな、とだけ言っておきましょう。

投稿: ゆかりん | 2016.08.07 19:12

ゆかりん<

それ、どこの役所に言ってるんですか?(笑)

投稿: ghid | 2016.08.08 20:37

尾頭ヒロミは、赤城リツコじゃないかなあ


四回見ちゃいました。
五回目もあるかな

投稿: CANDY | 2016.08.21 20:13

CANDYさん<

おっと見逃してましたすみません。
2ヶ月経過してるからそろそろ10回目ぐらいですか?(笑)

投稿: ghid | 2016.10.14 11:20

この記事へのコメントは終了しました。

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