« 今までに観たロック映画を書き出してみたら--- | トップページ | ブリティッシュロックの底力を見た「オースティン・パワーズ・ゴールドメンバー」 »

2010.10.06

コーラスガールの1人に釘付け「ザ・コミットメンツ」




バンド映画の傑作との誉れ高い「ザ・コミットメンツ」です。

◆突如としてうまくなるメンバー(笑)
とはいえストーリーに起伏はほとんどなく、曲も全編R&Bの名曲のカバーなので「良くて当たり前」感強し。
加えて「結婚式の酔っ払いシンガーをスカウトしたら、実はすげえボーカルだった」「当初はユニゾンが精一杯だったコーラス隊が、突如として各人がソロを取れるぐらいの実力に」「用心棒から転身したドラマーがなぜか急激に激ウマ(←ここは個人的に爆笑でした)」とか、音楽スキルの描写に関してはツッコミどころ多し。

◆主役は音楽
でも、でも、何といっても素晴らしいのは、曲をないがしろにせず、ちゃんと演奏するところ。
だいたい一般の映画における演奏シーンの扱いなんて、せいぜい2小節程度で切られるのが常。それが、この映画ではひたすら演奏が続きます、見てる方が心配になるくらい(笑)。

調べてみたら、この監督って音楽映画(ピンクフロイドのウォール、フェーム、エビータetc)ばっかり撮ってる人でした。
納得。

◆イメルダ
登場人物は主役も含めてみごとに知らない人ばっかりで、画面的には超地味です。
でも、コーラスガールの1人が極端に美女で、どうしても彼女ばかりを目で追ってしまいます。
IMdbに現在のお姿がありましたが、相変わらずお美しい。
この映画に出演した19年前を想像してみてちょ。

◆演奏曲
音楽が主役の映画ですから、演奏される曲に触れなければ片手落ちというもの。
できるだけ調べてみました(IMdbより)。
黒人音楽に疎い私でも知ってる名曲ばかり。

・リハの場面
Mustang Sally (Wilson Pickett)
Too Many Fish in the Sea (The Marvelettes )
Bye Bye Baby (Mary Wells)

・最初のライブ
Mr.Pitiful (Otis Redding)
Bye Bye Baby (Mary Wells)
Show Me-A Man that's Got a Good Woman(Joe Tex)

・ライブシーン
Take Me to the River (Al Green)
The Dark End of the Street (James Carr)

・ライブシーン
Hard to Handle (Otis Redding)
Mouthful of Lies(Paul Bushnell, Jim Corr, Larry Hogan, Bernard Keelan)
Chain of Fools (Aretha Franklin)

・最後のライブ
Mustang Sally (Wilson Pickett)
I Never Loved a Man (Aretha Franklin)
Try a Little Tenderness (Otis Redding)
In the Midnight Hour (Wilson Pickett)

ウィルソン・ピケットのナンバーが多いのには理由があります。未見の方は映画で確認してください。
それにしてもこれ書いてたら、また観たくなってきたよ。

ザ・コミットメンツ(1991年イギリス・アイルランド)
原題:The Commitments
監督:アラン・パーカー
採点:★★★★☆(5点満点中4点)
ひとこと:ちなみに脚本・製作はのちに「スティルクレイジー」を作るチームだそうです。

コメントは各種SNSでどうぞ!
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック




|

« 今までに観たロック映画を書き出してみたら--- | トップページ | ブリティッシュロックの底力を見た「オースティン・パワーズ・ゴールドメンバー」 »

コメント

アフィリエイトで買っちゃったよ。
ふうん、そういう音楽も嫌いじゃないんだw

投稿: しゅんすき | 2010.10.06 21:48

Angeline Ballはちとビックリ。
外人さん、特に白人については劣化が結構早くきたりで「ウヒーッ!」ってパターンが多いんだけど、
これはいい意味で裏切られましたw

話は変わるけど、
このバンドのベーシストが左利きなのに右利き用のテレキャスベースを使っていたり、
ギタリストが2ハムのテレキャス・シンラインを使っていたりと、
妙なマイナー趣味っぽさが好きだったりします。
あと、白身魚とポテトのフライにビネガーをふりかけるところ、なんか熱々だとウマソー!って思った思い出あります(笑)

投稿: 北斗の弦 | 2010.10.06 22:27

Angelineさんの今の御姿が拝見できて眼福なり。
僕もまた見たくなりました。近くのTSUTAYAにあるかな。

投稿: ウナギイヌ | 2010.10.06 22:53

あと、バンド始める前に「サイン考えなきゃ」ってのも
なんか親近感があったりして(笑)
(中二病的に。)

投稿: ウナギイヌ | 2010.10.06 22:54

shunsukyさん<
北斗の弦さん<
ウナギイヌさん<

こうしてバンド映画でダラダラと雑談するのって楽しいもんですね。
というか、あまりにも見たくなったので、今近所のツタヤで借りてきました。今から見ます。
・・・って見てから書けって?
ごもっとも(笑)。

投稿: ghid | 2010.10.06 23:22

生まれて初めて自分で買ったDVDがこれ。
大好きなんだよねえ……。

投稿: ロイ | 2010.10.07 01:21

ロイ<
この映画で一番肝心なのは「負け犬同士が集まってバンドをやるところ」なのかもネ。

投稿: ghid | 2010.10.07 09:28

最後のトライア ア リトル テンダネス は、この曲を演奏したもので、ベストだと思っています。

このボーカルの彼は、当時16歳かなにかなんですよね。

大好きな映画です。

息子に見ろよと進めているのですが、まだ、みていないようです。

バンド作って駄目になってゆく空気感がすごくいいですよね。

人の集まりである以上、いずこも同じという。

また、見たくなってきました。最後のトライ~を聞きたくなってきました。

投稿: 専太郎 | 2010.10.09 09:29

遠い昔、ソケースロックで月イチバンドをやってたとき、「トライアリトルテンダネス」がだいたい1部か2部のラストでした。
懐かしい(遠い目)。

投稿: ghid | 2010.10.10 12:01

やっとDVD見ました。

設定や構成や配役も好きだし、この映画のために作った音の「位置づけ」も気に入った(ある意味すごいと思った)けど、それより、10数個「そうだぁ!!!」って思うセリフがあったなあ。それらを言いたくて作ったんじゃないのかなと勝手に解釈したよw

投稿: しゅんすき | 2010.10.12 20:44

shunsukyさん<
セリフを何個か引用してバンド用の曲作ってくださいよ。

投稿: ghid | 2010.10.16 13:43

この記事へのコメントは終了しました。

« 今までに観たロック映画を書き出してみたら--- | トップページ | ブリティッシュロックの底力を見た「オースティン・パワーズ・ゴールドメンバー」 »