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2010.09.09

「アンヴィル」やっぱ売れないよなぁ・・・




「アンヴィル」はご存知のとおり、超売れないメタルバンドのドキュメンタリーです。
80年代に一瞬だけ脚光を浴びて、その後は鳴かず飛ばず。50歳になった現在は、地元カナダで給食の配食をしながらバンドを続けている、なんてことが紹介されます。

◆豪華メンツのインタビュー
冒頭のインタビューは、ガンズのスラッシュとかメタリカなどの豪華メンツ。
彼らは口々に「アンヴィルがなんで成功しなかったか(←過去形)わからない」と言います。
でもこれはリップサービスだと思う。
売れない理由は映画を見ればなんとなくわかるんです。
それは・・・

◆売れない理由
まずボーカルがヘボいから。
そして詞も曲も全然良くないから。
・・・言ってしまった(汗)。

結成時からのオリジナルメンバーはギターボーカルとドラムの2人だけで、残り2人はサポートメンバー。
サポートメンバーは、映画全般にわたってほぼスルー。
オリジナルメンバーの2人を軸にして物語は進みます。
役割的にはドラマーが兄貴分で、ボーカルが弟分。
見ていくうちに、「ドラマーはこの先ブレイクしないことがわかってるんじゃ?」と思えてきます、少なくとも私にはそう見えました。

さらに言うならば、映画が終わっても曲が全然頭に残りません。
やろうと思えば、新曲をアピールする編集もできたはず。
監督は昔ローディーをやってたファンだそうだし。
でも私はわずかに旧作の「♪メタルオンメタル」というリフを覚えてる程度。
だから監督も、こと映画づくりとなると冷静になって、音楽では勝負できないってことをわかってたんじゃないかな。

そりゃあ、突如として3本弦でオールドブルースをやるおじさんがブレイクする世の中だから、100%売れないとは言い切れないけどね。

◆ラウドパークの謎
それにしてもラストの「日本のラウドパークでバカウケ」って何なの?
映画の中ではずいぶん唐突に思えたんだけど、ネットで調べてみるとそこそこ真実のようだし。
でも何で?

アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち(2009年アメリカ)
原題:Anvil! The Story of Anvil
監督:サーシャ・ガヴァシ
採点:★★★☆☆(5点満点中3点)
ひとこと:ドキュメンタリーとしては4.5点、曲は1点、。

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コメント

丁度、先週末に借りて来てる所なんですが、、、

最後の幕張のヘビメタフェスのシーンを、
毎日、寝る前に見てしまいます。。。(恥
あー明日会社に行ったら、
俺にも「日本からの招待の電話」が掛かって来ないかなぁ。。。
と、どこかで思いつつ。

繰り返して見た印象と言うか視聴後感は、
なんか、ロック映画と言う感じは全然しなくて
「にんげんだもの」みたいな。。。

まぁ音楽的には、最後の坂本龍一っぽい曲が良い曲だったなぁ。。という事で(汗

投稿: あおやん | 2010.09.11 01:02

なるほど、「にんげんだもの」の方がオレの長い文章よりも正鵠を得ている感じ。やるなぁ。
ところで「全校生徒の前で演奏してバカウケ」妄想を一番よく表現した映画を思い出した。今度書きます。

投稿: ghid | 2010.09.11 11:35

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