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2007.08.10

「阿波DANCE」試写会に行ってきました




無料券をもらったので、数年ぶりに試写会というものに行ってきました。
映画のタイトルは「阿波DANCE」。
くわしくは公式サイトにありますが、簡単に言うと「東京のHIPHOP好き女子高生が徳島に引っ越すことになり、阿波踊り部のメンバーと衝突しながらも最後は一緒に阿波踊りとHIPHOPを融合したダンスに情熱をかける」話だそうで。


あらすじだけで全部ネタバレっぽいのが心配です。
それでも何か目新しいものがあるだろうと思っていましたが・・・


15分で試写会場を出てきました。
たぶん数百人中一番乗り(注:会場は巨大な読売ホール)。


冒頭、主人公が東京のHIPHOPコンテストに出場している場面から映画は始まります。
その踊りのかったるいことにまず驚愕。
ダンスにくわしくない私でも「素人がちょっとだけ練習しました」って踊りにしか見えません。
身体のバネとかリズム感なんかはまったく感じられなかった。
テレビで一般人が何倍も凄いやつ踊ってるの見たことあるぞ、おい。
っつーか長州小力のパラパラの方がまだマシのような・・・。


そしてあろうことか主人公は優勝。
グループ名はちょっと記憶が曖昧だが「Be Cool」とかだったような・・・これって死ぬほどダサくね?バンド名で言えば「ブラックストーンズ」?
なぜか優勝者以外はステージにおらず(←もしかしたら参加者は1組だけ?だからあんなダンスで優勝できた?)、変な外人が「ニューヨークに来いよ」とか言うんですが、この件がその後どうなったかは触れられません。
冒頭10分にツッコミどころが満載。


ある日主人公が家に帰ると、徳島に引っ越すことを母親から告げられます。
状況や理由を全部セリフで説明してくれてわかりやすいことこの上ありません。
そして場面はあっという間に徳島へ。
そこで地元の阿波踊り部員であろう高校生が、限りなく不自然な状況説明のセリフを言い放ちます。
「いよいよ夏だな」


・・・テレビだったらここまで見ずにチャンネルを変えてるでしょう。
それにクライマックスで展開されるであろう「HIPHOPと融合した阿波踊り」が大したものではないことは、冒頭のダンスを見ればわかります。
一体製作者は私にこれ以上何を期待しろというのか?
ここで「こりゃあかん」とつぶやいて試写会場を後にしました。


とにかくHIPHOPコンテストの雑な作り方が、この映画のダメさをすべて表してると思います。
たとえば「東京でバンドコンテストに優勝したアマチュアミュージシャンが、津軽に引っ越して津軽三味線とのコラボに命をかける」映画だったとしましょう。
冒頭のバンドコンテストが「弾けない奴がギター弾いてるがミエミエ」「他の参加者が一切映らない(ちっともコンテストに見えない)」「優勝して海外進出のチャンスをつかむのに主人公は執着しない」だったら、私はもっと不快だと思う。あまりにも不自然なことが、よりハッキリわかるから。


というわけでHIPHOP好きの人にこの映画の感想を聞いてみたいのですが、さすがにまだネット上には映画の感想はほとんど見当たらないようです。
これも一番のり?



追記:
と思ったら私とほとんど同じ感想を持った方がいらっしゃいましたので、敬意を払いつつ紹介させていただきます。

エンタメジャングル徒然草
300年に一度の奇跡がやってくる!


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コメント

昔あった、ブルースギターコンテストなのにクラシックフレーズ弾いて、スティーブ・ヴァイが弾けずに負ける(お前本当は弾けるだろ!)ような映画ですか?(^_^;

投稿: くにっち | 2007.08.10 08:35

で、その勝ったギター小僧のアテレコやってんのがヴァイなんすよね

あ、ネタ元なんでしたっけ?

投稿: けいと | 2007.08.10 09:35

くにっちさん<
いや、クロスロードは今でも語り継がれる伝説の映画でしょ?主人公は明らかにスティーブヴァイだと思うけど。観客全員がヴァイを応援してるし(笑)。
阿波DANCEはたぶん数週間で打ち切り。比較になりませんぜ。

けいとさん<
ネタ元ってクロスロードの?だったら「俺と悪魔のブルーズ」を読みましょう。つまらないロックの歴史本とかを読むよりずっと面白いマンガ。1巻は間違いなく傑作。

投稿: ghid | 2007.08.10 10:22

お久しぶりでっす! そんなセンスのかけらも感じられない名前の映画、このエントリを見るまで知りませんでしたよ(笑) 日芸とかだったらイヤだな、と思って監督名をググったら徳島新聞のインタビューが出てきました(名前欄にリンク)。本職はテレビディレクターですね。ghidさんのような感想は仕方ないと思います。「テレビ出身の人って映ってりゃいいって感覚だからなぁ」というのは昔から現場でよく言われることです。 クライマックスのシーンは一応気合入れてるみたいですよ(笑) 僕はスクール・オブ・ロックのコンテストシーンで計らずも泣いてしまいましたけど。だって本当にカッコ良かったですからねぇ~

投稿: やっつ | 2007.08.10 16:02

そこまで言われると、見てみたい気もしちゃうね(いや絶対見ないけど(笑))。

でも、普通にTVドラマ見慣れてる人だと
割と抵抗なかったりするんじゃないの...? 
とか思うのは私の偏見?

ところで、私の日記の「やさぐれぱんだ」にぎどさんが
反応してくれないのが非常に不満なんですけど(笑)

投稿: らび | 2007.08.10 22:20

「クロスロード」の話を友人とすると、必ず、
「ヴァイのアテレコに合わせ切ったラルフマッチョは凄い!」という話になり、「我々もラルフぐらいにはなりたいネェ」でシャンシャンとなります。

こう云う映画は、やっぱ、役者さんには頑張ってもらいたいですよねー。

投稿: あおやん | 2007.08.14 10:08

やっつ君<
日芸じゃなくてよかったね(笑)。
スクールオブロックでは泣けなかった。理由は忘れたけどあの映画はあんまりオレの中に残ってないよ、ごめん(スティルクレイジーは泣けるんだが)。

らびさん<
テレビってそんなにバカにしたものでもないと思う。やっつ君同様偏見がきついような気がします(わからないでもないが)。
バラエティ番組とかで頭のいい芸人が瞬間的に空気を読む能力を発揮したときなんか「イイもん見たなぁ」って気になるけどね。クレバーな芸人には甘いのよオレ。

あおやん<
おぉちゃんとテーマに沿った着地が!
ただ日常的にクロスロードの話はあんまりしない方がいいと思うけど(笑)。

投稿: ghid | 2007.08.14 22:08

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